2025年のM-1グランプリで決勝進出を果たし、お笑い界のダークホースとして注目を集めているドンデコルテ。
吉本興業所属のこのコンビは、渡辺銀次さんと小橋共作さんによって構成されています。
そんなドンデコルテですが、ネタ作りはどちらが担当しているのでしょうか。
また、コンビ仲や独特の芸風についても気になりますよね。
今回は、ドンデコルテのネタ作り担当やコンビの関係性、そして業界内での評価について詳しく調査しました。
ドンデコルテのネタ作り担当はどっち?

M-1グランプリ決勝進出という快挙を成し遂げたドンデコルテ。
そんなドンデコルテですが、ネタ作りはどちらが担当しているのでしょうか。
ドンデコルテのネタ作りは、ボケ担当の渡辺銀次さんが全面的に担当しています。
渡辺さんは1985年8月2日生まれ、山口県周南市出身で、NSC東京校14期生です。
彼のネタ作りは天啓を待つスタイルではなく、論理と意志の力で構築する「建築型」と言われています。
渡辺さん自身、ネタ作りを「無理やり作っている」と表現し、それを「蓄積」と呼んでいます。
日々の観察や違和感をストックし、それを論理的に組み合わせることで笑いを生み出す手法です。
興味深いのは、小橋さんも独特な形でネタ作りに関与している点です。
小橋さんは渡辺さんから渡されたネタを2人で練習し、ライブにかけます。
その結果によって、小橋さんの夜の過ごし方が決まるという独特のシステムがあります。
ウケた日は飼っているハムスターの「モニ」にチーズを与えながら晩酌を楽しみ、ウケなかった日は罰として筋トレを行うそうです。
このストイックなフィードバックシステムが、コンビの成長エンジンとなっているようです。
ドンデコルテのネタ作りは渡辺さんが担当し、小橋さんが独特の方法でそれを完成させていくスタイルでした。
ドンデコルテのコンビ仲は不仲説もある?

M-1決勝進出を果たした実力派コンビのドンデコルテ。
そんなドンデコルテですが、巷では「不仲説」も囁かれているようです。
ドンデコルテの結成は2019年で、当初は「news38」というコンビ名でした。
結成のきっかけは、ピン芸人としての限界を感じた小橋さんが、5期先輩の渡辺さんに声をかけたことでした。
渡辺さんは小橋さんからの誘いに「ええよ」とあっさり承諾しましたが、正式な結成の条件として「M-1で準々決勝まで進むこと」を提示しました。
条件をクリアした後も、渡辺さんは「マリッジブルーになっていた」と語るほど、複雑な心境だったようです。
この結成時の温度差が、彼らの関係性に独特の「乾いた空気」をもたらしています。
小橋さんは渡辺さんの態度に対し、「絶対僕と組んで良かったと思わせてやる」という憤りを原動力に変えてきたそうです。
しかし、これはネガティブな不仲ではありません。
小橋さんは現在、「渡辺銀次さんのボケを処理できるのは自分しかいない」という自負を持っています。
また、渡辺さんも自身のネタ作りにおいて「小橋さんを目立たせること」を主眼に置いており、内心では小橋さんのキャラクターを深く信頼しています。
ドンデコルテのコンビ仲は、表面的な仲の良さではなく、互いの人生を背負い合う戦友としての「緊張ある信頼関係」でした。
ドンデコルテの芸風や世間の評価を調査

M-1グランプリで着実に成長を見せているドンデコルテ。
そんなドンデコルテですが、芸風や世間の評価はどうなのでしょうか。
ドンデコルテの芸風は、正統派漫才の骨格を持ちながら、コントの没入感を併せ持つハイブリッドなスタイルです。
彼らの漫才を特徴づける最大の武器が、小橋さんによる「全否定ツッコミ」です。
近年の漫才トレンドとは対照的に、小橋さんのツッコミは渡辺さんのボケを論理的かつ感情的に完全否定します。
渡辺さんが演じる「理屈っぽいがおかしいおじさん」に対し、小橋さんは観客の代弁者として「それはおかしい」と正論で殴りかかります。
この「異常 vs 正常」の対立構造が非常にクリアで、観客にストレスを与えずに笑いを増幅させています。
2025年のM-1準決勝を見たマヂカルラブリーの村上さんは、「熱かった。ライブだとしたら一番いいライブ」と絶賛しました。
SNSやブログでは、ドンデコルテを2025年の「ダークホース」として推す声が多く見られます。
視聴者からは「構成が丁寧」「掴みが分かりやすい」「爆発ポイントがある」といった技術面への信頼の声が上がっています。
ドンデコルテの芸風は「全否定ツッコミ」が特徴で、業界内外から高い評価を受けていました。
まとめ
ドンデコルテのネタ作りは渡辺銀次さんが全面的に担当し、小橋共作さんが独特のフィードバックシステムで完成させています。
コンビ仲は表面的な仲の良さではなく、互いを信頼し合う戦友としての関係性です。
芸風は「全否定ツッコミ」を武器にした正統派とコントの融合スタイルで、業界内外から高い評価を受けています。
M-1グランプリ決勝での活躍が今から楽しみですね。

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